神庭尾根から松岩尾根(個人山行)
期 日 2021年12月9日(木) 天候 晴れ時々曇り
参加者 計3人
コース 奥多摩駅8:10⇒桜平バス停8:29~35→660m9:25~35→925m10:20→1010m岩
稜10:50→鳥屋戸尾根11:27→笙ノ岩山11:34~21→塩地ノ頭12:39→松岩尾
根分岐12:47→1150m圏13:14→第1作業小屋13:35→第2作業小屋14:22~
27→第3作業小屋14:41→林道14:47→川乗橋バス停16:00~22⇒奥多摩
笙ノ岩山の先から川乗林道に降りる「松岩尾根」のルートを調べる目的で歩いた。
駅からバスに乗り桜平で下車。バス停から直ぐの所に神庭尾根の入口がある。金
網に人が1人通れるぐらいの穴が開いており、そこが登山口だ。金網を抜け山に入
ると、伐採された丸太が階段状に段々に置かれ踏み跡が無いので、とりあえず左右
迂回しながら登り目標の660m点に到着。予定外に時間と体力を使ってしまった。
ここからは通常の尾根道の上りになる。730m圏で森林整備事業の看板を見ると植
林帯に入り780m圏をやや右に進むと925mの平坦地に到着。この先は明るい尾根道
に変わり眺めもよく気持ちが良い。左手には雪化粧の鷹ノ巣山や雲取山が見えた。
昨日の雨が雪になった様だ。1010mから1050mにかけては岩稜が続いたが、落葉が
無いのでむしろ登り易かった。
鳥屋戸尾根に合流すると笙ノ岩山はすぐだった。山頂は林の中だが葉が落ちて見
晴らしがよかった。昼食後、松岩尾根に向かう。塩地ノ頭付近では右手に川乗山が
眺められた。松岩ノ頭手前で鳥屋戸尾根から分かれ右手の松岩尾根に入る。
尾根をしばらく進むと落葉を踏みながら急降下、1150m圏で右へ曲がり第1作業
小屋を目指す。明瞭な道は無く適当に山腹を巻き何とか朽ちた小屋に到着。そこか
ら第2作業小屋へは、「松浦本」の通り左の作業道を進んだが道は消えて急斜面なの
で危険と判断し、戻って沢を下った。そうすると第2作業小屋はすぐ見えた。その
先は左岸の道から右岸に渡り第3作業小屋へ、更に林道までは問題なく降りられた。
いま思えば、第1作業小屋からすぐ沢の源頭に出て沢沿いに下れば簡単・安全で
時間も30分は短縮できると思った。この下山ルートは把握できたので次回は問題な
い。ただ沢下りは少人数では問題ないが落石があるので団体は避けた方が良い。
(記 S)