江戸・東京の歴史を探る地形散歩
期 日 2023年2月5日(日) 天候 晴れ
参加者 2名
コース 有楽町駅10:00―東京国際フォーラム10:01―丸の内仲通り10:06―日比谷濠10:08―明治生命館10:27―和田倉濠10:48―将門塚10:57―大手町タワー11:07―渋沢栄一像11:34―常盤橋11:36―日本銀行本店11:39―福徳神社12:04―薬祖神社12:08―伊勢町堀(西堀留川)跡12:19―日本橋12:33―日本橋郵便局12:43―三菱倉庫12:45―兜神社12:47~13:06―日証館13:16―霊岸橋13:27―新亀島橋13:34―亀島橋13:40―新川公園14:02―一等水準点14:32―江戸湊発祥の地14:38―江南橋14:44―桜川公園14:54―八丁堀14:56
今回は生まれて育った町をあまり調べてくることが無く、気がかりだったところの歴史と地形について探ってみることにした。 有楽町駅をスタートに
丸の内仲通りから重要文化財の明治生命館前を通り、和田倉濠に行った。
日比谷濠と同様道路沿いの建物は昔の景観を残すた軒高31mで統一されている。日比谷の地名はノリやかきを収穫するために利用する道具の「篊(ひび)」に由来するともいわれているようだ。将門塚(平将門の首塚)から大手町タワーに行く。ここの一角は房総半島の植生を移植した自然の森がある。
その後、「近代日本経済の父」と称される渋沢栄一が経済の中心地と考えたのが見本橋兜町だった。現存する都内最古の石橋、常盤橋を渡り建築界の第一人者、辰野金吾が設計を担当した日本銀行本店(国の重要文化財)に行く。
この近くにある福徳神社(この後行く、西堀留川(運河)の先端にあった)が再興されている。この敷地の隣に薬祖神社(漢方薬)がある。日本橋には青銅の照明灯を飾る麒麟像がある。翼に見えるのは背びれだそうである。郵便発祥の地日本橋郵便局を過ぎ、隣の三菱倉庫の並びにある、証券界の守り神の兜神社(源義家が奥州征伐に向かう際、祈願したと言い伝えあり)に着く。小さな神社であるが、ここで一休みしていると、お参りに来る人がひっきりなしにくる。この後は、紙面の関係で全て紹介が出来ないが、「1等水準点」や「江戸湊発祥の地」なども必見である。是非、機会があれば見ていただきたい。 (記 N)