セーメーバン東尾根
期 日 ２０２３年１１月３日(金) 晴れ
参加者 計５人
コース 猿橋＝奈良子8:44－十王堂9:04－登山口9:16－700m10:08～10:20－ｾｰﾒｰﾊﾞﾝ
11:21～11:29－展望地(昼)11:48～12:19－サクラ沢峠12:35－高ノ丸2:47－
トズラ峠13:00－－笹平13:46－稚児落し13:59－登山口14:26－大月駅15:01
11月に入りようやく山行にふさわしい時期になった。今年の紅葉は遅れがちだが、
徐々に色づき始めている。そこで、セーメーバン東尾根のきれいな雑木林を巡り、
更にそこから少し下った所の展望地での富士山の展望を期待し、出かけた。
出発点の奈良子入口でバスを降り登山口のある林集落へ歩いて行く。傾斜地に点
在する集落を通り抜け、十王堂の先から左手に入り尾根の末端に取付く。
しばらく緩やかな上りが続き530m圏で右からのルートと合流し、さらに道なりに
登って行くと570m圏から傾斜がきつくなる。このルート一番の難所である。登り終
えた700m圏の平坦地で一休み。ここからセーメーバン山頂へは緩やかで自然林の美
しい林が続く。この尾根歩きが今日の山行の目的である。色づき始めた明るい林の
中をゆっくり進む。美しい自然に触れて気持ちが和らいでいく感じがする。
セーメーバン山頂は眺めが無いので、すぐに次の富士山展望地へ向かう。20分程
下ると展望が開け雄大な富士山の全容が現れた。ここが今日の２番目の目的地だ。
ここで昼食とした。何度来てもここからの展望は素晴らしく飽きることが無い景勝
地だが、ただ今日は空が霞んでおり富士山も前回ほどの素晴らしさは無かった。
この後は、稚児落としを経由して山を下るだけ。途中何ヵ所か眺めの良い箇所も
あるが、やはり先ほどの展望と比べれば見劣りがする。笹平から下って稚児落とし
に着くと、最後の展望地である。ここの眺めも素晴らしいと思う。
尚、地元の人から熊が出没するので注意する様にとの話しがあったので警戒して
いたが、熊に遭遇することは無かった。また、今日は季節外れの暑さで、11月とは
思えないような天候だったが、山の中は割合爽やかで良かった。
（記 S）